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ハミルトン、初優勝☆


F-1カナダGPは、ルーキー、ルイス・ハミルトンがポールポジションスタートから一度もトップを譲ることなく完全勝利した。事故が多く、セフティーカーが4回も入る荒れたレースだったにも関わらず、この安定感あふれる勝利。新人の勝ち方じゃないね。マジスゴイ。

シューマッハの引退で、今後5年ぐらいはアロンソとライコネンのどちらかがチャンピオンになるのかなと思っていたが、ハミルトンの登場で全く様相が変わってきた。彼ならデビューイヤーにしてチャンピオン獲得というのも有り得ない話ではない。

ハミルトンも良かったが、レース終盤に琢磨がラルフとアロンソをゴボウ抜きしたのがまた嬉しかった。ラルフのトヨタは、車の出来がスーパーアグリより下なんじゃないの? っていうぐらいの感触なので、ラルフは抜いてもおかしくないと思ったが、車の出来でも腕でも上を行っているマクラーレンのアロンソを抜いたのは快挙だった。

アロンソは最後のピットインでソフトタイヤを選択。今季ルールだと、1レースの間に必ずのソフトタイヤとハードタイヤの両方を使わないといけないことになっているが、ソフトタイヤは瞬間的なグリップは良いものの、すぐにタレるので、あまり評判が良くない。出来れば使いたくないぐらいだろうが、ルールなので、仕方ないから、レースのどこかで使わなければならない。
琢磨は最終ピットでハードタイヤ。両者の最終ビットでのタイヤ選択が運命の分かれ道だった。

残り数周という終盤の終盤に差し掛かり、アロンソはタイヤがタレてしまい、ペースが上がらない。数周の間にみるみるアロンソと琢磨の間が詰まる。これはひょっとしたらひょっとすると思って見ていたら、琢磨がストレート手前のヘアピンでぴったりとアロンソの後ろにつけた。
これだけぴったりつけられると、いかにストレートでのパワーがマクラーレンメルセデスの方が上回っていても、振り切れるものではない。琢磨がスリップストリームに入り、ストレートエンドでぐいっとアロンソにせまり、ストレートエンドのシケイン手前で見事にインを刺す。今日は事故が多発している場所で、実に綺麗な抜き方をした。アレは実に見事だった。琢磨は車がよければ十分に表彰台に立つ資格があるドライバーだろう。

今季のスーパーアグリは、最先端を行っているマクラーレンとかと比べると、なんか1年落ちみたいな印象を受ける作りだが、保守的な作りが逆に功を奏したのか、本家ホンダやトヨタよりも速くて安定していて、まさかの日本勢最速になっている。
まあ、優勝を狙うには、1年前に成功だった車の真似ではやはり無理で、リスクを取って最先端のデザインを試みなければならないものだが、入賞レベルでいいのならスーパーアグリの選択は間違っていなかったと言えるだろう。上位がコケる荒れたレースなら表彰台も有り得るのかなと、ちょっとだけ期待している。

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