ワシントン・リポート


たまたまテレビつけたら「日高義樹ワシントン・リポート ミサイル発射?極東防衛の米空軍最新鋭戦力」ってのがやっていて、なかなか面白かった。


ハワイのアメリカ戦略空軍司令部で、司令部の大将にインタビューしてていた。


大将は、ぶっちゃけアメリカは中国のミサイルをすごく警戒してること。日本の次の主力戦闘機はF-35であること。前線にはあまり部隊は配備しないで、有事があったらアメリカ本土からC-17による空輸で急速展開することなどを話していた。


かなりぶっちゃけトークしていたので、へぇ〜日本のマスコミ相手によくここまでマジに軍事のことを話したなと感心した。




アメリカの軍人は、どうしようもなく軍事オンチで常識がない日本人をバカにしているので、日本人相手に政治的なリップサービスではないまともな軍事トークをするのは極めて珍しいが、この番組で語られていたことは、かなり事実に近い重要なことばかりだった。


そんなに話ちゃっていいんですか?と心配になるぐらいだったが、もうとっくに体制は整っていて、秘密でもなんでもなくなってるか、あるいは既に米軍内部での方針はさらに新しいものにチェンジしていて、この番組で語ったレベルのことは既に過去のトピックだからバラしてもエエと思って言ってるのか、どうなんだろう?




F-22は今のところ太平洋方面ではアラスカとハワイにしか配備する予定はなく、嘉手納にもグアムにもまだ出さない。日本に供与するって話は欠片も出なかった。


ってことは、中国のミサイルを警戒すると言いつつも、中国に防御不可能な第一撃をかける能力があるF-22は、中国に近い地域には配備しないってことであり、大いに中国に対して配慮していることになる。




まあ、前線に常駐していなくても、必要とあれば即時に世界のどこでも展開できる機動力があるのが米軍なのだから、配備場所がハワイでも実質は全然困らないのだろうけど、微妙に中国に気を使ってるあたり、なんか流れがまた変わってきた感じはする。


日本にF-22は出さないってことになると、次期主力戦闘機(FX)の候補はF-35しかなくなるが、F-35はまだ実戦配備されていない機種なので、来年には調達を始めなければならないFXには間に合わない。


ってことで、アメリカの都合でF-22は来なくて、F-35待ちになってますということが国民にバレ難くするために、FX選定にはなんらかの政治的な混乱が起きて意味不明な事態になり、日本の政治家はやっぱりダメダメだみたいな変な話になるのではないかという気がする。

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